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2022.08.04
環境を考える

サステナブルとは? 世界の取り組みや目的、各ジャンルの具体例について解説します

what-is-sustainable

「持続可能な社会」を意味する。
世界中で「サステナブルな社会の実現」の必要性が叫ばれていますが、一体なぜ現代社会でサステナブルが必要なのか、具体的にどういった動きがあるかは、意外と詳しく説明できないものですよね。

持続可能な社会の実現は、非常に難しく、課題がたくさんあります
国家規模で数多くの社会問題に向き合う必要があり、加えて企業や個人の協力も必要不可欠であるからです。

今回の記事では、サステナブルという言葉の意味から生まれた経緯、サステナブルな商品の具体例について分かりやすくご紹介していきます。

サステナブルってなに?

サステナブルは英語で「Sustainable」と言います。
この言葉は「sustain=持続する」と「able「〜できる」からできており、「持続可能な社会」という意味が込められています。

この言葉が日本で一般的に浸透してきたのはここ数年の話のため、最近できた言葉だと思っている方も多いのではないでしょうか。
実は、1987年に国連で開催された「環境と開発に関する委員会」にて、すでにサステナブルというワードが現在と同じ意味の言葉として使われていました。

30年以上も前から、地球環境を守るため、持続可能な未来のために、サステナブルの重要性が問われていたということです。

サステナブルとSDGsは違うの?

サステナブル

「持続可能な社会」という「理念」を指す言葉をサステナブルと言います。
未来の世代に向けて、地球環境や人間社会を適切に維持した状態で引き継いでいけるように、現代の我々が地球に配慮した生活を送ることが急務とされています。

SDGs

SDGsには「Sustainable Development Goals=持続可能な開発目標」という意味があり、サステナブルな社会の実現に向けて、2015年9月に開催された国連サミットにて採択された「目標」を指す言葉です。


 

どちらの言葉も「持続可能な社会」の実現に向けたワードではあります。
しかし、前者は「理念」を、後者は「目標」を指しています。

世界でサステナブルの必要性が叫ばれているのはなぜ?

近年の地球では、温暖化をはじめ異常気象や、人口増加、海面上昇など様々な環境問題が発生しており、世界的に悪影響を及ぼすようになりました。
そんな中で、地球環境を守り、未来の世代でも豊かな生活を送り続けることができるように「持続可能な社会」を実現させるべく、サステナブルの必要性が問われるようになりました。

サステナブルな社会の実現に向けた世界の行動

what-is-sustainable

より

そこで大切になるのが、SDGsです。

SDGsは、国連に加盟している193カ国が2030年までに達成しなければならない17の目標を指しており、内容は「社会」、「自然資本」、「経済」など多岐に渡ります。

国連が掲げる「17」の目標

  1. 貧困をなくそう【分類:社会】
  2. 飢餓をゼロに【分類:社会】
  3. すべての人に健康と福祉を【分類:社会】
  4. 質の高い教育をみんなに【分類:社会】
  5. ジェンダー平等を実現しよう【分類:社会】
  6. 安全な水とトイレを世界中に【分類:自然資本】
  7. エネルギーをみんなにそしてクリーンに【分類:社会】
  8. 働きがいも経済成長も【分類:経済】
  9. 産業と技術革新の基盤を作ろう【分類:経済】
  10. 人や国の不平等をなくそう【分類:経済】
  11. 住み続けられるまちづくりを【分類:社会】
  12. つくる責任つかう責任【分類:経済】
  13. 気候変動に具体的な対策を【分類:自然資本】
  14. 海の豊かさを守ろう【分類:自然資本】
  15. 陸の豊かさも守ろう【分類:自然資本】
  16. 平和と公正を全ての人に【分類:その他(平和)】
  17. パートナーシップで目標を達成しよう【分類:(パートナーシップ)】

企業がSDGsに取り組む理由

最近ではCMやSNSでもサステナブルをアピールする企業も増えてきていますよね。しかし、なぜ企業がSDGsに取り組む必要があるのでしょうか。
それは、持続可能な地球を作ることに加えて、投資家の間で、ESG投資が注目を集めているからです。
このESG投資とは、以下の3点に配慮している企業への投資を指しており、欧米を中心に広まりを見せています。
現在は投資残高も拡大してきていることから、今後はもっと重要度が高まっていくでしょう。

ESG投資

  1. Environment=環境
  2. Social=社会
  3. Governance=ガバナンス

上記を指針として、ポイントの高い企業に投資を行うことを、ESG投資と言います。

現代の投資家は目先の利益よりも、未来のことを考えて投資する傾向にあるため、サステナブルな取り組みを企業も実施することが必要になりつつあります。

サステナブルの現状について

様々な分野で「持続可能な社会」の実現に向けたサステナブルな取り組みが行われていますので、詳しく見ていきましょう。

サステナブル企業:企業にもサステナブルが求められる時代

企業の多くは事業の発展を願い、優秀な人材の確保に向けて採用活動を行っていますが、企業イメージが良くなければ誰も応募しませんよね。

そんな中で、サステナブルに配慮した経営を行うことで、企業価値の高まりやブランド価値の上昇を狙うことができ、自然と優秀な人材が集まりやすくなります。

もちろん地球環境に配慮した取り組み自体は真剣に行われており、サステナブルという本質自体は見失ってはいませんが、このサステナブルな行動の背景には思わぬメリットが生まれているのも事実です。

では一体、日本の企業はどのようなサステナブルな取り組みをしているのでしょうか?

企業の実践例

  • フェアトレード認証を受けたコーヒー豆の使用(スターバックス コーヒー ジャパン株式会社)
  • 工場排水を浄化処理し、自然に近い綺麗な水をで河川に放流する(サントリーグループ)
  • 電気自動車の開発(日産自動車株式会社)
  • 次世代を担う子どものためのプログラミング教室の実施(伊藤忠テクノソリューションズ株式会社)
  • 製造時に排出される廃棄物の再生利用・有効活用(キッコーマン株式会社)
  • エコバックの普及(株式会社ユニクロ)

次世代にも持続可能な社会を繋いでいくために、日本国内の各企業でも様々な視点からサステナブルな取り組みを実践しています。

私たちユーザーは、このようにサステナブルな取り組みを実践している企業の商品を手に取り消費することで直接的に、環境に優しい行動を取れるという構図ができあがっています。

サステナブル商品:何気なく手に取っている商品はサステナブル?

環境へのやさしさを謳っている商品自体は世の中にたくさん溢れていますが、サステナブル商品は「生産→販売→消費→廃棄」の全ての過程において、環境だけでなく経済にも配慮が行き届いているもののみを指します。
このように聞くと難しく感じますが、これから紹介する「サステナブルファッション」や「サステナブルフード」もそのひとつで、「無印良品」、「ニトリ」、「IKEA」といった身近な店舗でも購入することができますので、ぜひチェックしてみてください。

サステナブルファッション:環境に優しくオシャレを楽しもう

ファッション業界では、以下のような様々な課題を抱えており、実際に環境や社会に与えている悪影響が非常に大きいことから、サステナブルに対する関心度が高いと言われています。

問題点

  • 劣悪な労働問題
  • 服を作る過程で起きてしまう環境破壊
  • 製造に使うエネルギー消費量の多さ
  • 売れ残った商品や、余った布の大量廃棄
  • 製造→輸送→廃棄までに発生する環境への負担が大きい
  • ファストファッションの普及による廃棄量の増加 など

ファッション業界でのサステナブルな取り組みのひとつとして、これらのアクションが一例として挙げられており、私たちにも実践できる内容が多いことが特徴です。

ユーザーができるアクション例

  • 長持ちする服を購入する
  • 不要になった服はリサイクルや資源回収に出す
  • リサイクルショップやフリマアプリで服を購入する
  • 必要以上に服をもちすぎない
  • フェアトレード認証のある服を購入する
  • アニマルフリーの服を購入する など

このようにユーザー側が実践できるサステナブルなアクションは様々ですが、現状としては、着なくなった服の7割近くが「ごみ」として処分されており、再利用・再資源化はあまり浸透していません。
「ごみ」となってしまった服のほとんどは、焼却や埋め立てで処理されているため、環境負荷が生じています。

不用品を「ごみ」として出すことはとても簡単でありますが、我々のちょっとした行動が環境へ悪影響を与えてしまっていることに違いはありません。
今こそ、これまでの行動を大きく変えて、サステナブルに繋がる行動を取るべきタイミングなのではないでしょうか。

サステナブルフード:手軽に美味しくサステナブルに貢献できる!

日本では食品ロスの多さが問題視されていますが、持続可能な社会の実現に向けて、サステナブルは食品業界でも注目を集めています。
そんな中で、環境に配慮して生産された食べ物や、労働環境・人権に配慮して生産された食べ物がサステナブルフードと呼ばれており、以下のような認証が付いている商品が挙げられます。

 

サステナブルフード関連の認証

  • 国際フェアトレード認証
  • レインフォレストアライアンス認証
  • MSC認証
  • ASC認証
  • 有機JASマーク

また実際に、以下の商品を手に取ることで、ユーザーもサステナブルなアクションを起こすことができます。

ユーザーができるアクション例

  • 認証を受けた商品を購入する
  • オーガニック商材を購入する
  • お肉を大豆ミートに置き換える など

サステナブルフードや関連する認証については、以下の記事で詳しくご紹介していますので、是非こちらもご覧ください。

 

 

サステナブル住宅:環境に配慮した家づくり

サステナブル住宅には、具体的な基準や決まりごとはありませんが、日本ではZEH(ゼッチ)に着目した家づくりがサステナブルに繋がると言えます。
このZEHとは、以下のような設備を導入することで、消費エネルギーを減らし、生産エネルギーを増やすことで「年間エネルギー消費量を±0にすることを目指した住宅」を指します。

ユーザーができるアクション例

  • 太陽光発電システムを導入する
  • 高断熱の窓や壁を使用する
  • LED照明や高効率なエアコンを設置する

これらの設備の導入によって地球に優しい住宅を建てることはできますが、購入時だけでなく、メンテナンスにかかるコストも高額になってしまいます。
もちろん太陽光発電や省エネ性能を最大限発揮した住宅になっていれば、その分は節約にも繋がりますし、エコな住宅を建築する際には国や自治体から補助金が出る場合もあります。

しかし前提として、住宅の購入自体は人生最大の買い物でもありますので、環境問題以前に、将来的なメンテナンス費用まで試算した上で、決して無理のない範囲で家づくりをすることが何よりも大切です。

サステナブルな取り組みのメリット

サステナブルな取り組みに、企業が参加する理由はどこにあるのでしょうか。

企業目線のメリット

  1. 低コスト化の実現
    商品の生産時に発生する廃棄量を減らしたり、原料の使用量を削減することで、最終的に生産にかかるコストを削減することが可能です。
  2. 企業イメージのアップ
    積極的にサステナブルな取り組みを行っている企業に対して、悪い印象を抱くユーザーはなかなかいないですよね。環境に配慮した商品を提供することで、ユーザーからの信頼や、ブランド価値の上昇を狙うことができます。

ユーザー目線(消費者目線)のメリット

  1. 商品を選択する目安になる
    現代ではサステナブルを意識した生活を送っているユーザーが多く、そんな方達が商品を選択する際に「ここの企業の商品は環境に優しいから購入しよう」という目安になります。
  2. 投資先の候補にできる
    前述した通り、世界的にもESG投資が注目を集めている中で、積極的にサステナブルな取り組みを行っている企業は、投資の候補先のひとつになります。

サステナブルな取り組みのデメリット

企業目線のデメリット

  1. 経営によくない影響を及ぼす可能性がある
    サステナブルな商品を提供するにあたり、従来の商品よりも価格が高くなりがちです。
    「サステナブル>低価格」を求めているユーザーも多いため、需要と供給が成り立たず、経営が難しくなるという危険性も持ち合わせています。

ユーザー目線のデメリット

  1. 家計を圧迫する
    お手軽な価格でサステナブル商品を購入することが難しいため、そのような商品ばかりを購入すると家計が厳しくなる可能性があります。

 


 

このようにサステナブルにもメリット、デメリットがあります。企業側だけでなくユーザー側もコストやリスク、継続のしやすさなど総合的に判断して、サステナブルに取り組んでいくことが必要なのではないでしょうか。

一人ひとりの行動から始めるサステナブル

今回は、「サステナブル」の言葉の意味や生まれた経緯をはじめ、持続可能な社会の実現に向けて実践されている取り組みなどについてご紹介してきました。

昨今、世界的にサステナブルの重要性が問われている背景には、人間のこれまでの行動が地球環境に深刻な悪影響を与えてしまっていることにあります。この問題を解決するには、国家規模で取り組む必要があり、一朝一夕で達成できるものではありません。

そんな状況ではありますが、一人ひとりが、節電や食品ロスの削減、節水など、小さいことであってもできることから地球に配慮した取り組みを行うことで、いずれ大きな力になり、サステナブルの実現に繋がっていくことでしょう。

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